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月の上旬頃、酒販店の難波さんと2人で会津の蔵元を訪ねて来ました。出かけるときは、福島は2センチくらい雪がさらっと積もっていたので先行きやや不安がありましたが、意に反して路上には雪はありませんでした。高速道路を一直線、東北道を郡山から磐越道に入りトンネルをくぐると一面雪景色に変わります。やはり、会津は雪国でした。でも昨年よりは、暖冬のせいか、あまり積雪はないようです。
 若松のインターチェンジを降り、市内の中心街に近い「辰泉酒造」に到着しました。今回の蔵元探訪は初めての経験であり少々前日から期待を膨らませておりました。この蔵元さんは生産量400石とのことでした。ここが蔵元という感じの店構えで、奥のほうが蔵になっているようです。このクラスの蔵元が会津には多数あるようです。難波さんがいうところでは、蔵元を探すには「煙突」を探していくと見つかりますとのことでした。

着したのは午前10時すぎで、杜氏さんたちは麹室で製麹している段階のようでした。
そのへんは、見ることができませんでした。早速社長さんの案内で蔵の中を貯蔵樽を中心に見学することができました。さすがに蔵の中は寒く、この中での作業は厳しく、大変だなと感じさせられました。
 この蔵元では圧搾はもろみを酒袋に入れてフネで搾るやり方をとっていました。「ふな口」と呼ばれるろ過する前のものを試飲させていだだきました。純米吟醸「成志」の搾りたてで感激しました。

長さんから、今度新しく発売した純米吟醸無ろ過生原酒「成志」に対する熱い意気込みを聞いて、時間もなくなってきたので、次の訪問地「曙酒造」へ向いました。この蔵元は若松の隣町坂下町です。最近人気のでている「飛露喜」もこの町にあります。「曙酒造」のすぐ近くです。この曙酒造も人気のでている蔵元です。
 生産量は600石とのことで、生産が間に合わず待ってもらっている酒販店がたくさんあるとのことでした。
 ここの人気商品は「天明」純米無ろ過生原酒です。「飛露喜」「天明」「成志」の3社とも今、人気のある醸造法「純米無ろ過生原酒」を造って、成功しているのが特徴です。しかしながら、それぞれに蔵元のもっている伝統的な特徴を守りながら酒造りをしていました。
 「曙酒造」では長い時間、酒造りについてお話を聞くことができました。社長さんは、後を継いだ娘さんで、杜氏を兼ねていました。それを旦那さんが支えておりました。この2人3脚での酒造りの話はページがなくなってきたので次回お伝えします。